鹿児島大学イラン研修

鹿児島大学イラン研修の参加者が運営するブログ。イランについて自分たちが感じたことや知ったことを発信していきます!

イラン研修 4日目!

今日は初めにイランの中等学校に行った。
イランの教育制度は、

6歳で入学して、6年間の初等教育(日本では小学校)と、6年間の中等教育(日本の中学校・高校をあわせたもの)、そして高等教育(大学)となっている。その中で、6〜18歳の12年間が義務教育である。そして、中等教育までは男女が別々の学校で勉学に励んでいる。

今回行った中等学校には、男子しかいなかった。私達は、幼い頃から男女一緒に勉強してきたので、中等教育までは男子校、女子校という状況に驚いた。

1番印象的だったことは、実験で使用する器具を周りの学校と共同で使用していることだ。

高価なものであっても買うことができ、より質の高い教育を提供できるので非常に良い取り組みだと思う。


次に、ザバーレという街に行った。
今まで見てきたイランの街並みとはまた違った雰囲気だった。

市議会議員をしている女性が来てくれて、ザバーレの街を案内してくれた。彼女の話の中で印象的だったことは、氷をためる方法である。ドームのような形をして深い穴のようになっている場所に氷をためるのだ。乾燥の激しいイランでは、水は非常に貴重である。

昔からある方法なのだが、先人の知恵というものは素晴らしいなと思った。


最後に、砂漠に行った。

初めて砂漠に行ったのだが、皆テンションマックスで本当に大学生か、と思われるほど遊び倒した。

さらっさらの砂に足を取られながらも前に進み、丘のように高くなっているところを目指した。

 

そこから見た風景は本当に美しかった。

 

現地の方が焚き火でナンを作ってくれた。

イランの歌を聴き、日本の歌を歌いながら食べたあのナンは今まで食べたナンの中で1番美味しいものであった。

空に星が輝く中、食べて歌って語り合ったあの夜は一生忘れないだろう。f:id:irantrip2018:20190509183119j:plain

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