イラン研修 8日目!
研修9日目の午前中は、テヘランのアーブギーネ博物館へ。
この博物館には、様々な時代のガラスと陶器が展示されていた。特に印象的だったのが、"涙壺"。
戦地から戻って来ない夫のことを想う、妻の涙をためる為の壺なのだそう。
この日の昼食はアーブグーシュト。
羊肉、じゃがいも、トマト、豆などをディーズィーと呼ばれる壷で煮込んだ後、専用の器具で潰し、ナンと一緒に食べる料理であるが、これがまた絶品であった。
日本では、羊肉というと"クセのある食べ物"というイメージがあるが、イランの羊肉はそうではない。イランで食べられる羊は尻尾に脂肪がたまっていて、その分体の脂肪が少ない。羊肉のクセの原因の1つは脂肪であるため、体の脂肪が少ないイランの羊肉はクセがなく、食べやすいのだとか。
その後向かったのは考古学博物館。ここでは、イスラム化以前のイランの品々が主に展示されていた。イスファハンで見たモスクのイメージとは、また一味違うイランを知ることが出来た。
そして初のメトロに乗って、本屋さんへ。
どの本も装飾が芸術的で、うっとりしてしまう。
みんなペルシャ語はまだ読めないのだけれども、いつか読めるようになることを夢見て(?)絵本や詩を購入したのだった。
いよいよ研修も明日が最終日。最後まで、存分にイランを感じたい。